作物名:「みかん」
使用方法:パワフルグロー3,000倍液にアミノ酸肥料を混用し月2回の葉面散布を行った。
使用結果:猛暑の影響で近隣のみかんが不作であるにもかかわらず、当農園のみかんは
順調な生育で驚いた。7月から月2回程度葉面散布したところ、
葉の艶と色の濃さが出始め、葉先も空に向かうようにピンと立ち、
他の畑に比べて勢いがあるのを感じた。実も大きく3Lクラスが多く
収量がアップした。通常幹に近いところは日当たりが悪く色づきが
遅いのですが、日影でも平均に色がつき、糖度も15度ちかくまで上がった。
錯体化銅(Cu)は光合成において電子伝達酵素(チトクロム)の中心金属です。
日照不足においても触媒酵素の働きが活発化し、健全な生育が可能になります。
葉の色艶が良くなった現象は上記のような働きがあることを意味します。
また、みかんに厄介なせん孔細菌病なども、葉が硬くなりつきにくくなります。
天候不順な年こそ、その違いが確認できます。