オーラジェットはポンプの給水口に取り付けるだけで劇的に作物の生育が好転します。■施設野菜では地下水を使用した潅水を頻繁に行います。井戸水に含まれる酸素は欠乏しているため、土壌が硬くしまり、根の呼吸が低下し結果的に根腐れなどの病害にかかり易くなってしまいます。高濃度マイクロナノバブル発生装置「オーラジェット」は、ポンプに容易に取り付けが可能で、水中の溶存酸素を補い、健全な根の生育に優れた効果があります。■微細な泡の表面には負の電荷を持ち、土中の肥料などの陽イオンを引き付け、肥料の吸収を促します。また、界面活性効果で初期生育の活着を良くします。本製品は専業メーカーならではの開発経験を活かし、施設既存のポンプや灌水方法に合わせてノズルをオリジナルで設計することで、従来の大型装置を上回るスペックを発揮します。更に、手のひらサイズの小型化を実現した画期的な装置です。主な特徴■溶存酸素量の低い灌水の酸素量を飽和近くまで上げます。■電気を含む一切の動力を必要としないので、メンテナンスはほぼ不要です。■既存のポンプ設備にインラインで容易に設置可能であり、製品も全長70~200mmと極めて小型で、従来必要であったタンク等も不要です。■価格は従来の自社同等製品の1/20程度で設置できます。■装置は農業施設で使用されているポンプや灌水方法に合わせたオリジナル設計です。マイクロナノバブルとは??
■マイクロナノバブルとは
一般的に気泡径が数百ナノ(nm)~数十ミクロン(μm)の小さな泡の事を言いますが、学術的定義は今のところありません。
■マイクロナノバブルの特性
マイクロナノバブルは、通常の大径気泡と違い浮上速度が極めて遅く単位体積当たりの比表面積が大きい(気泡径が1/10になると比表面積は10倍)ので溶解効率が高く、マイナスのゼータ電位を帯びているため、水中の浮遊物への電位的吸着性や洗浄効果など大きな気泡にはない固有の特性があります。
■マイクロナノバブルの用途
昨今、マイクロナノバブルは環境保全技術のキーワードとして様々な分野で注目されており、主に農業灌、水、水産養殖、廃水処理、洗浄、水域浄化などへの有効利用が確認されています。
今後は、マイクロナノバブルで化石燃料を改質することで、自動車やボイラーの燃焼効率を上げ、地球温暖化の要因である二酸化炭素の排出量を削減するなど、更なる活用が期待されています。
ポンプ稼働直後に微細な気泡!■ポンプの給水側に設置したマイクロナノバブル装置はポンプが稼働した直後から微細な気泡(マイクロナノバブル)を発生させます。下の画像は透明な水が井戸の水、白濁した水はポンプ稼働した後のマイクロナノバブル水です。
マイクロナノバブルの根圏における作用
■MNBは溶存酸素量を増やすだけではなく、気泡の周りに発生する負の電荷の作用により、無機イオンを引き寄せ、肥料吸収がよくなります。
イチゴでの栽培試験■イチゴの栽培比較検討した結果、マイクロナノバブル水で栽培した苗は、生育・葉数ともに優位な結果となりました。微細な酸素の泡が土壌に浸透し呼吸が高まり生育が良くなったと推測します。農業用マイクロナノバブル関連論文(参考資料PDF)溶存酸素量の推移■井戸水での試験において、マイクロナノバブル装置設置前のDO値(溶存酸素)0.72 に対して、設置後のDO値(溶存酸素)は飽和量である 8.3まで高くなりました。オーラジェットの注目ポイント① 送水と同時に100nm~1μmの微細な気泡を発生させます。② 電気など一切の動力を必要としないので、ランニングコストは驚異のゼロ円。③ 既存のポンプに設置が可能で、他社製品に比べ極めて安価に導入できます。④ ポンプの性能に依存しますので、浅井戸・深井戸・エンジン式・動噴等のポンプに取付が可能です。⑤ 井戸水・川・池・水道水など原水を選ばずに使用可能なので、施設や露地に限らず使用が可能です。⑥ 導入後のメンテナンスが無いので、維持費がかかりません。メンテナンス不要・ランニングコストもゼロ!■他社製品に比べて極めて安価に導入が可能です。定期のメンテナンスも無く、電気代などのランニングコストも驚異のゼロ!!ここまで導入しやすく、しかも高額な機械と同等の効果をもつのはオーラジェットだけ。